アートプロジェクト「TIME AFTER TIME CAPSULE」ニューヨークで開催!街中で5ヶ月展示するタイムカプセルのモチーフはハローキティ!

増田セバスチャンが2014年末に発表した2020年東京オリンピックイヤーに向けた
アートプロジェクト「TIME AFTER TIME CAPSULE」
(タイムアフタータイムカプセル、以下TAT)。

マイアミ開催に続く2つ目の都市が、
2014年初個展で大きなインパクトを残したアメリカ・ニューヨークで開催すること、
そして今回のタイムカプセルの形が国境無く世界で活躍するkawaii文化のアイコン
「ハローキティ」になることが発表されました。

作品は4月29日から9月中旬までの約5ヶ月街中で展示される参加型のパブリックアート。
展示される場所はJapan Societyや国連ビルの近くにある広場「Dag Hammarskjold Plaza」。
現地の人々は、4月末に行われる小学校や専門学校などでのワークショップ、
5月3日のタイムカプセル納入イベントなどで作品に参加することができます。

このアートプロジェクトは、世界を巻き込む都市型・参加型のプロジェクトであり、
テーマは『”Kawaii”の集合体で世界は変えられるのか?』。
自分だけのKawaiiもの(自分だけの小宇宙、個人的で特別な思い入れ)を
透明なタイムカプセルに納入するイベント、そこに集まる人々、
納入されたカラフルな中身、そうして作られたタイムカプセルなど全てが作品の一部。
2020年の東京を1つのゴールと見据え、「運動体としてのアート」の作品となります。

「この作品のポイントは「未来をシェアする」ということ。

 これは昨年末マイアミで第1回目を開催したときに強烈に感じたことです。
 クマ型の透明タイムカプセルはあっという間にカラフルになり、
 カプセルを先頭にしたパレードまで決行されました。

 予想外だったのが、現地の人々がタイムカプセルに物を入れる時の反応です。
 『日本に行きたくても行けないから』と10代女性が手作りのアクセサリーを入れ、
 『自分が1番大事にしているものだよ』と言って30代男性がゲームソフトを入れ、
 『お兄ちゃんが明日心臓の手術だから、これを2020年に一緒に見たいの』と言って
 3歳の女の子と祖母が参加する。
 このプロジェクトが生み出したものに対して、たくさんのことを考えさせられました。

 ニューヨークのタイムカプセルのモチーフは、
 国境関係なく活躍するキティちゃんにお願いしています。
 さらに大学、小学校、専門学校でのワークショップや講演を増やして、
 より「参加型」(=思い入れ)ということを強化しています。
 ファッション、アート、カルチャーが好きな人、ふらっと立ち寄って参加する人もいれば、
 生活状況で会場に来ることが出来ない子供達など、様々な年代の様々な動機の人々が
 参加してくれるでしょう。 アートをこえて社会を巻き込んでどんどん膨れあがっていく
 このプロジェクトは、自分でも予想出来ない未来をもたらすに違いありません。」

 増田セバスチャン

【開催情報】
増田セバスチャン アートプロジェクト「TIME AFTER TIME CAPSULE in NY」
会期: 2015年4月29日~9月中旬
納入イベント: 5月3日(日)午後1:00~午後5:00
展示場所: Dag Hammarskjold Plaza
  East 47th Street, New York, NY10017 (2nd Avenue)
協力:Dag Hammarskjold Plaza、Japan Society、NYC Parks’、MOSHI MOSHI NIPPON、JAPAN ART CRAFT CO.,LTD
特別協力:SANRIO, INC.
詳細: https://www.facebook.com/sebastian.m.art