映画監督作品:サンリオ映画「くるみ割り人形」をリ・クリエイト

今年で40周年を迎えたハローキティなどで知られるサンリオが、
世界的な童話を原作とし、チャイコフスキー作曲による名作バレエでも
知られる「くるみ割り人形」のパペットアニメーション映画を新たに
製作することがわかった。「原宿Kawaiiカルチャー」の火付け役でもある
アーティストの増田セバスチャンが初監督を務め、
有村架純と松坂桃李が声優を担当。
テーマ曲にはきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲が使用される。

これまでにも多くの夢を届けてきたサンリオが、
ハローキティ40周年の記念イヤーに、ひとつの集大成として
多彩なクリエイターとともに送り出す同作は、誰もが知る名作を、
まだ誰も見たことがない新たなかたちに「リ・クリエイト」する
極彩色のミュージカルファンタジーだ。
サンリオは、1979年にパペットアニメーション「くるみ割り人形」を製作・公開。
人形に演技をつけてコマ撮りする手法で撮影された79年の「くるみ割り人形」は、
「一日に3秒しか撮れなかった奇跡の人形アニメーション」とも呼ばれている。
今作は、そのネガフィルムを使用しつつも、古い映画の焼き直しではない、
新しい世界観を構築し、新作映画として提示するという挑戦で、ワンカットごとの
デジタルスキャニングはもちろん、全く異なる編集をファーストシーンから行っている。
全編を極彩色に彩るため、ワンカットごとに映像の鮮度・色彩の処理も行い、CGを加え、
追加撮影も敢行。新たなアニメーションパートも組み込み、最後に3D化も施す。

映画「くるみ割り人形」公式サイト
http://kurumiwari-movie.com/