日本色彩学会 令和2年度研究会大会『KAWAII文化と、コロナ禍における「Kawaii Tribe」の世界的ムーブメント』

12/13(日)日本色彩学会の令和2年度研究会大会にて、増田セバスチャンが『KAWAII文化と、コロナ禍における「Kawaii Tribe」の世界的ムーブメント』をテーマにプレゼンテーションを行います。

 

<開催概要>
タイトル:日本色彩学会 令和2年度研究会大会
会期:2020年(令和2年)12月12日(土)・13日(日)
会場:遠隔会議システム(Zoom)によるオンライン開催
参加方法などの詳細:https://color-science.jp/kentai2020/

■『コロナと色彩』シンポジウム第2部:With & Post コロナ 新たな文明の転換期と色彩(美しい日本の色彩環境を創る研究会)(12月13日(日) 14:00~16:00)

新型コロナウイルスへの対応のため,私たちの日常の行動やコミュニケーションの方法は,大きな影響を受けています.この影響は一時的なものではなく,私たちがこれまで抱いてきた種々の常識や価値観を揺さぶり,今後の私たちの生活を大きく変化させるきっかけにもなるでしょう.
大きな変化が予想される中で,わが国の色彩環境はどうあるべきなのか? このシンポジウムでは,学会外部からのゲストもお招きし,活発な意見交換をしたいと考えています.

【プレゼンテーションならびにプレゼンタ・プロフィール】
『KAWAII文化と、コロナ禍における「Kawaii Tribe」の世界的ムーブメント』
増田セバスチャン氏(アーティスト)

1970年生まれ.90年代より演劇,現代美術の世界で活動を始める.1995年より東京・原宿に拠点を持ち,一貫した独特な色彩感覚からアート,ファッション,エンターテインメントにわたり作品を制作.日常の中に,凝縮された非日常的な色彩を用いた作品で介入することにより,社会の中で隠され抑圧された人々の感情や,小宇宙のように広がる個々の世界観,声なき声を露わにし,世界的なムーブメントを起こしている.2017年度 文化庁文化交流使,2018年度 ニューヨーク大学(NYU Arts & Science)客員研究員,京都芸術大学客員教授.

『社会デザインとビジネスにおける色彩を考える』
三尾幸司氏(社会デザイン・ビジネスラボ事務局長)

神戸大学大学院自然科学研究科修了.(株)日本総合研究所から(株)NTTデータへ出向し、(株)JSOLへ戻る.立教大学社会デザイン研究所と社会課題解決とビジネス創造を目指す「社会デザイン・ビジネスラボ」を立ち上げ,事務局長に就任.独自のフレームワーク「いのべ場」を用いて,企業や社会とのコミュニティを作り,新規事業開発を支援.働き方改革やダイバーシティなどの活動にも取り組む.一方,NPO法人コヂカラ・ニッポンに参画し,子供向けのキャリア教育プログラムである『コヂカラMBAプロジェクト』を推進.企業のファミリーデーや地域イベント,PTAで子ども向けのキャリア教育やビジネスワークショップを実施.厚生労働省「イクボスアワード2016特別奨励賞」を受賞.『AERA』『日経SYSTEMS』『すこやか健保』などへの寄稿・インタビュー、企業、教育機関,地方自治体での講演多数.

『日本の自然環境と「美しい色風景」』
三木学氏(文筆家、編集者、ソフトウェアプランナー、本学会・LOJ会員)

独自のイメージ研究を基に,現代アート・建築・写真・色彩・音楽などのジャンル,書籍・空間・ソフトウェアなどメディアを横断した著述・編集を行っている.大阪府日本万国博覧会記念公園運営審議会委員.編著に『フランスの色景』(2014),『新・大阪モダン建築』(2019,ともに青幻舎)など.展示に「アーティストの虹-色景」『あいちトリエンナーレ2016』(愛知県美術館、2016),「ニュー・ファンタスマゴリア」(京都芸術センター,2017)など.ソフトウェアに,『Feelimage Analyzer』(ビバコンピュータ,マイクロソフト・イノベーションアワード2008,IPAソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2009受賞),『PhotoMusic』(クラウド・テン),『muic』(ディーバ)など.